モンク 〜己が為に〜

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 私の祖国アラミゴは、かつて軍事強国としてエオルゼア随一の軍事力を誇っていた。

 その中でも、破壊神ラールガーを信奉するモンク(僧兵)が、脅威を振るい他国を圧倒していた。私もその内の一人だった。

 

 

 

 

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 だが、ガレマール帝国の侵略によりその地位を追われた。

 奴らは民衆の反乱を手引きし、国力が低下しているところを魔導兵器有する大軍勢で侵攻してきた。

 

 

 

 

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 アラミゴ軍も応戦したが、突然の襲来に対応間に合わず、戦は敗北...

 その際に、多くの仲間を失った。

 かくして、祖国アラミゴは帝国の属州「アラミゴ準州」として占領された。

 その時の私?

 

 

 

 

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 私は...逃げた、無様に逃げた、敵に背を向けて逃げた、死ぬのが怖くて逃げた、仲間の死を見るのが辛くて逃げた、逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた逃げた......

 

 

 

 

 

 

 

 

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 あれから暫くした今、私は冒険者として生きている。

 

 

 

 

 

 

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 戦から逃げ延びた私は、田園都市国家グリダニアに行き着いた。入国は多少強引だったが、許可を頂いた。

 

 

 

 

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 最初は塞ぎ込んでいたが、生きていく上で稼ぐしかなく、商才やグリダニアでの土地鑑もない。

 人よりも優れているところは、日々鍛錬し培ってきたモンクとしての技術くらいだ。そんな私には、冒険者しかなれるものがなかったのだ。

 

 

 

 

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 日々の鍛錬を兼ねて、ギルドからの依頼をこなしていく毎日。毎日を魔物狩りに明け暮れた。ギルドのや民の為に過ごす毎日...

 

 

 

 

 

 

そんなものの為ではない...

 

 

 

 

 

 

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 私の為だ!私は私の為だけに!

 帝国への復讐をする為に生きているんだ!

 祖国アラミゴを取り戻す為に、私は強くなり復讐を果たす!

 

 戦から逃げたくせに復讐だなんて、ムシのいい話かもしれない...だが、アラミゴは紛れもなく私の故郷だ!誰にも文句は言わせない、力を付け復讐をすると決めたんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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 いつ頃からだろう?感謝をされるようになった。

 ギルドの依頼により、複数人で行動することが増えた時からだろうか?

 

 

 

 

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 「あんたの蹴りスゴイなぁ!嵐の様な蹴りで、敵を一掃しちまって!残った魔物も魔力がなくなってるのか、弱くなっちまってる!チャクラを絶ってる?...よく分かんねーが、また機会があれば頼むよ!」

 

 

 

 

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「この前はありがとう!一時的にだけど、貴方の不思議な力のおかげで、仲間の傷を癒す力が強くなるのを感じたわ!」

 

 

 

 

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「君と組むと魔物達が次々と倒れていくのが爽快だな。また一緒に魔物狩りをしてくれると嬉しいな...フフフ」

 

 

 

 

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「冒険者さんのおかげで、魔物に怯えることがなくなったよ!毎日のように魔物狩りをしてくれて助かってる、ありがとな!」

 

 

 

 

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 不思議な人達だ。私はこの人達の顔を全く覚えていない、ただ力を付ける為に魔物を狩っただけだ。

 それだけなのに、彼らは何かしらの恩を感じているようだ。

まあ、どうであれ、私のこれからに変わりない。

 

 

 

 

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 私は今日も強くなる為に...

 

私の為に、魔物を狩る!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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それが誰かの為になってるなら、少し嬉しい...かな...

 

 

 

 

 

〜完〜

 

 

 

 

 

あとがき 〜制作秘話的な何か〜

 

 

 撮影に協力してくれた方々、本当にありがとうございました!

 また、ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます!突然のタイトルに、なんだ??と思ったかもしれません!

 これから新規さんが増えそうなので、興味を持ってもらう為に、各ジョブのプチストーリーを書いていこうかなと思い、始めましたw

 

 役者集めが1番大変でした...(・_・;

(名前は伏せます)

 

 鬼哭隊の為に7人集めるのとか大変w

フレの方々が時間を空けてくれて、なんとか集める事が出来ました(^_^;)

 

 ルガオスナイトなんて、モブで一緒になった人をスカウトしたり....快諾して頂いたので、助かりました!

 実際はこのナイトっぽい見た目は、詩人の装備っていう...w蒼天コスをミラプリしてたようですw

 

 白はFCのマスターにお願いしました!

 寝る直前だったのにお時間を頂き、ありがとうございました!私のイメージしてた白魔道士にピッタリだったので、流石だと思いました(´∀`*)

 

 黒はフレに頼んだら、不気味な役というのも許してくれて、SSを撮らせて頂きました!

 黒AFって、口元が隠れて表情が分かりにくいですね...w目が地味に笑ってますw

 

 村人ぽいのは...自分でヒュラを作りました...w

 ほぼ見た目はいじってないw

 村人として、エオルゼアに召喚された...w

 

 皆さん、本当にありがとうございました!

 

 他に大変だったのが、魔物にアクションをする瞬間を取るのが...

 アクション(攻撃)と相手はエネミーということもあり、グループポーズとか出来ないし?

 モンクのアクション、わちゃわちゃ動くからその瞬間捉えるの超大変なんですよ!

 視点的にも難しいし、エフェクトが強過ぎて自分とか魔物の姿が殆ど見えなかったり!

 カッコいいけどね?好きだよ、モンク?強いし?装備だってカッコいいし?でもさ、たまにはゆっくり動いて?っていう('ω' )

 

 

 アラミゴが軍事国家として栄えていた、破壊神ラールガーをモンクが信奉していた、ガレマール帝国がアラミゴの民衆の反乱の手引きをしていた、などは公式からの引用です。

 ちなみに、グリダニアに行ったというのも位置関係的には変ではなく、下記URL参照

http://ff14wiki.info/?地名・国名/エオルゼア

 

 

 感謝の言葉は一応、モンクの性能に由来してます。

 

 最初の蹴りっていうのは、双竜脚を表しています。

モンクにとって必要な相手へのデバフ「打耐性低下」がつくのは勿論、INT(魔法攻撃力に関するステータス)低下を与えます。

 

 癒す力が強くなる不思議な力は、マントラを表しています。

 アディショナルとして活用できるマントラですが、5%の回復量上昇効果です。それとは違い、モンク自身が発動するマントラは、20%の回復量上昇効果です。

 

 魔物が次々と倒れていくとは、モンクの総合的火力の高さを表しています。

 単体火力が高いのは勿論ですが、蒼天のイシュガルドに入ってからは範囲火力に磨きがかかっています。

 

 型や方向指定が操作としては難しいモンクですが、援護より自身が火力を出したいと考える人にはオススメのジョブです!

 

 サブタイトルの「己が為に」は、周りに対しての恩恵が少ない所から、思いつきました!

 ただただ自分の火力上げるために...それが実はPTに貢献している!みたいなニュアンスで捉えてくれると...w

  

 いやー、物語考えるのって...難しいですねw

 起承転結とか、よく分からないですw

 物語はギスギスな状態閉めるよりは、最後くらい和むようにと笑顔で終わらしました(´∀`*)

(地味に笑ってるんですよ?w)

 拙い文章力ですが、色々なストーリーを考えていきたいと思います!

 

 

 ロドストでも、こちらでも、コメントして頂けると嬉しいです!

 長くなりましたが、ありがとうございました!